ケータイ辞書JLogosロゴ 万正寺村(近世)


福島県>桑折町

 江戸期〜明治22年の村名。伊達【だて】郡のうち。はじめ会津領(西根郷),慶長6年出羽米沢領,寛文4年幕府領,延宝7年福島藩領,天和2年幕府領,安永5年仙台藩預り地,寛政元年からは幕府領。村高は,文禄3年の蒲生高目録では満勝寺と見え551石余,慶長年間の邑鑑でも551石余,「天保郷帳」797石余,「旧高旧領」795石余。慶長年間の家数17軒・人数46(邑鑑)。寛保2年の名主は治郎兵衛,嘉永7年の名主は伝兵衛であった(県史10)。村内の「坂道の観音さま」と呼ばれる観音寺は,はじめ天台宗であったが,寛永年間に浄土宗に改宗した。旧福島県を経て明治9年福島県に所属。同年の戸数87・人口471(二郡村誌)。明治20年の戸数88・人口579。明治12年伊達郡に属し,同22年睦合村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7270314
最終更新日:2009-03-01




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