ケータイ辞書JLogosロゴ 村松新田村(近世)


福島県>喜多方市

江戸期〜明治8年の新田村名会津地方北部,押切川下流東岸に位置する耶麻【やま】郡のうち古くは加納荘に属したという会津藩領小荒井組に属す「新編会津」によれば,村の成立は元和6年ではじめ新田町と称したというまたこわらい(小荒井)新田・小荒井領新田とも称したという(村松新田村肝煎上野家文書/新編会津)村高は,文化15年の村日記(県史10下)では644石余,「天保郷帳」624石余,「旧高旧領」では村松村と見え637石余寛永15年北原新田村を分村化政期の家数81軒(新編会津)肝煎は上野家の世襲,同氏の祖先は蘆名氏の臣金上遠江守盛備の一族勝左衛門で,金上の1字を取って上野と称し河沼郡金上村に住んでいたが,元和6年この地の新田を開いて肝煎となった(同前)鎮守は湯殿神社寺院は浄土宗松宝山長泉寺明治8年北原新田村と合併して村松村となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7270533
最終更新日:2009-03-01




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