ケータイ辞書JLogosロゴ 四倉宿(近世)


福島県>いわき市

江戸期の陸前浜街道(別称相馬路)の宿駅四倉村のうち江戸後期における幕府領小名浜の中心地平宿まで2里20町余「磐城風土記」には平城まで14里,久之浜宿まで7里余とある元和8年には「小名・四倉ノ両所ハ御領内ノ大浜ニシテ」とにぎわっていた(内藤侯平藩史料)漁村の宿駅で,「磐城枕友」によれば小名浜・四ツ倉の浜より日ごとに馬にて運送し,久之浜・四倉海岸より馬の背に食塩や鮮魚を送るなど魚貝類の輸送が多かった(小川町史)宝暦11年の御領御巡見御案内帳には,平城まで2里28町,富岡へ7里8町,米問屋1軒とある(猪狩家文書)安政2年の村明細帳には村高1,601石余,家数265軒・人数1,375・高札場1か所,また相馬藩主の通行の際には近村より助郷がなされたとある(四倉史学館蔵)
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7270971
最終更新日:2009-03-01




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