ケータイ辞書JLogosロゴ 蓬田新田村(近世)


福島県>平田村

 江戸期〜明治22年の新田村名。石川郡のうち。長谷【ちようこく】寺縁起では正徳元年蓬田村から分村して成立したと伝えるが,「元禄郷帳」ではすでに当村の名が見え,江戸初期の分村と思われる。はじめ白河藩領,天和元年幕府領,寛政3年からは常陸土浦藩領。村高は,慶安4年の検地では233石余,古領高長および「天保郷帳」ともに233石余,「旧高旧領」57石余。寛保2年の村明細帳(阿部家文書)には「当村より白川江道法積リ十二里半御座候」とある。同3年の五人組合帳では家数19。鎮守は菅船大明神,同社は蓬田岳の山頂にあったが,江戸後期に上蓬田村に遷宮した。また蓬田岳は中世以前から修験道場として知られていたらしく,権現沢・修験台などの地名や遺構と推定されるものがある。磐前【いわさき】県を経て明治9年福島県に所属。同20年の戸数19・人口74。明治12年石川郡に属し,同22年蓬田村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7270991
最終更新日:2009-03-01




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