阿太加(古代)
平安期に見える地名｡下総国相馬郡布施郷のうち｡大治5年6月11日平経繁は｢下総国相馬郡布施郷｣を伊勢神宮に寄進し相馬御厨が成立するが,その四至の1つに｢限北小阿高并衣河流｣と見える(櫟木文書/県史料古代)｡天養2年3月11日の源某寄進状案には｢北限阿太加并絹河｣と見え(同前),相馬御厨の北限にあたっていた｡絹河とは現在の鬼怒川ではなく小貝川と思われる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7271207
最終更新日:2009-03-01