ケータイ辞書JLogosロゴ あんちう(中世)


茨城県>美浦村

 南北朝期に見える地名。常陸国信太【しだ】荘のうち。応安年間頃と推定される年月日未詳の海夫注文に「あんちうの津 小田知行分」と見える(香取文書/千葉県史料)。当時の安中津は,現在干拓が進み一面の水田と化した余郷入とよばれる霞ケ浦の入江に臨んだ港として,小田氏の支配下に置かれていた。現在の美浦【みほ】村馬掛【まがき】に比定される。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7271319
最終更新日:2009-03-01




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