飯島村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡常陸国真壁郡のうち｡寛永年間･寛文年間･元禄年間･幕末期ともに下館藩領｡村高は,｢元禄郷帳｣217石余,｢天保郷帳｣307石余,｢旧高簿｣282石余,ほかに飯島村新田が見え幕府領で25石余｡社寺は稲荷明神･天台宗薬師寺｡寛永年間の｢水谷領村々高改名主名前御取調帳｣によれば高217石余,名主は安部内記(下館市史)｡天保8年の｢常陸御国絵図御改之記｣によれば高217石余,うち89石余は延享3年改原地御利用,25石余は林金五郎様分御新田(飯島村新田),名主は半右衛門,組頭は勇士,寺社は天台宗薬師寺･稲荷明神(鎮守),家数8,馬4(下館市史)｡明治4年茨城県,同11年真壁郡に所属｡明治22年伊讃【いさ】村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7271335
最終更新日:2009-03-01