ケータイ辞書JLogosロゴ 犬田郷(中世)


茨城県>岩瀬町

 南北朝期〜室町期に見える郷名。常陸国中郡荘のうち。鎌倉法華堂領。貞治2年2月27日の関東公方足利基氏御教書写に「常陸国中郡内太(犬)田郷地頭職事,任仁木左京大夫入道(義長)邂(避カ)状,可令領掌之状如件」と見え,当郷の地頭職が鎌倉法華堂に安堵されている(小田本宗支族系図/神奈川県史)。応永27年10月4日付で「中郡惣代官」(符箋)大田五郎左衛門入道と訓公首座禅師にあてた伊勢貞経書状に,「鎌倉法華堂領中郡内犬田郷事,支證等明鏡候上者,可被去渡彼代官下地候」と見え,幕府は,支証明鏡たるにより法華堂の代官に下地を去渡すことを,中郡惣代官大田氏ならびに訓公首座に命じている(法華堂文書/神奈川県史)。文禄3年の太閤検地を機に西那珂郡に属す。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7271646
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ