ケータイ辞書JLogosロゴ 浮新町(近世)


茨城県>水戸市

江戸期の町名水戸城下下町の1町水戸城の東に位置する武家町「新編常陸」によれば,元禄3年令で肥田十蔵脇新道を浮新町としたまた当町の中央から東へ通ずる所を渋田と称し,宅地4,5戸があるなお同書によると,渋田の東端から左右に分かれ,新寺町および宝鏡院門前に至る所を浮新道といい,宝永年間松並勘十郎が那珂川から猪山穀倉へ通船を図って当町付近から浮町裏まで掘った跡が宝鏡院沼または渋田沼とよばれるという「水府地理温故録」によれば,当町は浮新道が開けた寛文5〜6年頃に成立したと思われ,渋田沼は寛政元年宝鏡院門前の善兵衛が願って新田とされたとある寛政9年の武家屋敷数2(水戸の町名)のち明治22年までに当町は近接する町の一部となったと思われる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7271770
最終更新日:2009-03-01




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