ケータイ辞書JLogosロゴ 大岩田郷(中世)


茨城県>土浦市

 鎌倉期〜室町期に見える郷名。常陸国信太【しだ】荘のうち。元徳3年5月27日の関東下知状に「常陸国信太庄雑掌定祐申年貢条々,一,当庄内大岩田・安見郷等役事」と見え(東寺百合文書),当郷と安見郷の地頭駿河式部大夫高長が元徳元年分の13貫37文の年貢銭を対捍して,東寺の雑掌定祐から訴えられている。応安7年9月21日の小田孝朝下文に「下若狭房道祐,信太庄大岩田郷内西光寺別当,田地五段坊敷一宇事,右以人所令補任彼軄也」と見え(法泉寺文書/土浦市史編集資料),若狭房道祐が小田孝朝から西光寺の別当職に補任されている。戦国期と推定される年未詳8月21日付の菅谷全久書状によれば,全久が「岩田法泉寺」に寺領安堵を行うとともに,同日付で遊行聖人に,「信太庄於大岩田之郷内武石村常楽寺坊敷」を寄進している(同前)。文禄4年の太閤検地を機に信太郡に属す。同年3月の検地帳には「信太庄大岩田村」と見え,大久保長安によって行われている(土浦市史編集資料)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7271937
最終更新日:2009-03-01




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