ケータイ辞書JLogosロゴ 岡見郷(中世)


茨城県>牛久市

 鎌倉期〜室町期に見える郷名。常陸国河内郡のうち。弘安田文に「岡見 一丁八段」と見える(税所文書/県史料中世)。応永2年11月27日の小田一族檀那願文写に「河内郡岡見郷」と見え(米良文書/大日料7‐2),小田氏の一族で南殿と称された三郎朝義が居住し,僧侶となった祐聖や道鏡らも付近の寺院におり,ともに先達の若狭阿闍梨浄範を通じて熊野社の檀那となっている。岡見氏は室町期から戦国期にかけて南常陸一帯で活躍し,一族は足高・牛久・谷田部などにも城を築いて周辺の村々を支配した。天正年間に入り下妻の多賀谷氏の南下策により,岡見氏はその所領を削られ,最後の拠点牛久も失って滅亡したと伝える(新編常陸)。当地には天正10年岡見治部大夫の開基と伝える曹洞宗宝積寺があり,同寺過去帳に岡見宗治・頼房・治房・直治らの戦国期の岡見氏一族の名が見える。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7272302
最終更新日:2009-03-01




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