ケータイ辞書JLogosロゴ 小茎郷(中世)


茨城県>茎崎町

 鎌倉期〜戦国期に見える郷名。常陸国河内郡のうち。弘安田文に「河内郡……小茎 二丁半」と見える(税所文書/県史料中世)。永禄11年2月吉日の年紀を有する栃木県足利市山川町の長林寺鰐口銘に「常州河内庄小茎郷東林寺御宝前」とある(近代足利市史)。同寺伝によれば,永正年間に小茎郷内に高須和尚によって東林寺が開かれ,天正年間に山川村へ移建,天正19年に長林寺と改称されたと伝える。戦国期には岡見氏の勢力下に置かれるが,天正16年に入ると下妻の多賀谷氏の南下政策が進み,慶長8年6月20日の野口豊前戦功覚書に「(天正16)極月廿八日,おくきの堀のきわニ而,てきをそい参候ヲ,大木治部と我等初馬にかへし申候ゆへ,くひ七つ取り申候事」と見え(常総遺文/結城市史),多賀谷氏との戦闘が展開されている。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7272336
最終更新日:2009-03-01




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