ケータイ辞書JLogosロゴ 上郷村(近世)


茨城県>大子町

 江戸期〜明治22年の村名。常陸国久慈郡のうち。古くは黒沢上郷村と称し,万治元年上郷村と改称,寛文5年上野宮村を分村(新編常陸)。はじめ佐竹氏領,のち慶長14年からは水戸藩領。村高は,寛永12年「水戸領郷高帳」では黒沢上郷村として760石余(ほか新田6石余),「元禄郷帳」では黒沢上郷村として668石余,「天保郷帳」では古くは黒沢上郷村とあり730石余,「旧高簿」488石余。南郷街道が通り,宿駅が置かれた。「水府志料」によれば,大子【だいご】組に属し,戸数74,村の規模は東西22町49間・南北25町余。明治4年茨城県,同11年久慈郡に所属。明治22年黒沢村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7272900
最終更新日:2009-03-01




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