ケータイ辞書JLogosロゴ 上野宮村(近世)


茨城県>大子町

 江戸期〜明治22年の村名。常陸国久慈郡のうち。寛文5年上郷村から分村(新編常陸)。水戸藩領。村高は,「元禄郷帳」605石余,「天保郷帳」680石余,「旧高簿」340石余。「水府志料」によれば,大子【だいご】組に属し,戸数125,村の規模は東西3里半余・南北3里余,西北に八溝山があり,常陸国と陸奥国・下野【しもつけ】国の境にあたる。神社は近津明神・日光権現で,近津明神は上野宮とも称した(新編常陸)。明治4年茨城県,同11年久慈郡に所属。明治22年黒沢村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7272979
最終更新日:2009-03-01




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