ケータイ辞書JLogosロゴ 境松村(近世)


茨城県>つくば市

 江戸期〜明治22年の村名。はじめ常陸国河内郡,天保年間以後は筑波郡のうち。古くは境松新田村と称し,天保年間以後に境松村と改称。江戸初期の開墾により成立。元和2年から谷田部藩領(明治4年下野【しもつけ】茂木【もてぎ】藩となる)。村高は「元禄郷帳」では境松新田村として196石余,「天保郷帳」では河内郡のうちで境松新田村として212石余,「旧高簿」213石余。神社は鹿島神社。天保6年尊徳仕法による村の復興が図られ,耕作放棄された荒蕪地を再開墾した。同9年年貢の早皆済者に鎌14・莚10・鉈3・如蓮が与えられた(二宮尊徳全集)。明治8年茨城県,同11年筑波郡に所属。明治22年谷田部町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7273780
最終更新日:2009-03-01




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