下中山村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡常陸国真壁郡のうち｡寛永年間･寛文年間･元禄年間･幕末期はともに下館藩領｡村高は,｢元禄郷帳｣｢天保郷帳｣｢旧高簿｣ともに485石余｡寛永年間の｢水谷領村々高改名主名前御取調帳｣によれば,高485石余,名主は谷口内記(下館市史)｡天保8年の｢常陸御国絵図御改之記｣によれば高485石余,名主は新之丞,組頭は藤右衛門,鎮守は十二神,稲荷権現,家数35,馬16(同前)｡社寺は稲荷明神･天台宗持明院･放光院｡明治4年茨城県,同11年真壁郡に所属｡明治22年養蚕【こかい】村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7274312
最終更新日:2009-03-01