白井村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡真壁郡のうち｡はじめ佐竹氏領,慶長11年真壁藩領,元和8年笠間藩領｡笠間藩主牧野氏は町屋村に陣屋をおき当村などを治めた｡村高は,｢元禄郷帳｣1,719石余,｢天保郷帳｣｢旧高簿｣ともに1,117石余｡寺院は真言宗清浄院･惣寺院(新編常陸)｡明治4年茨城県,同11年真壁郡に所属｡明治9年地租改正反対の農民一揆が起こると当村の農民も多数参加し,事件後当村からは2名の農民が逮捕されている｡明治22年樺穂村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7274413
最終更新日:2009-03-01