ケータイ辞書JLogosロゴ 田村(近世)


茨城県>真壁町

 江戸期〜明治22年の村名。真壁郡のうち。はじめ佐竹氏領,慶長11年真壁藩領,元和8年笠間藩領。村高は,「元禄郷帳」912石余,「天保郷帳」「旧高簿」ともに919石余。幕末期に入って各地で農民の村方騒動や世直し一揆が頻発するようになった嘉永4年,当村の小前百姓57人が名主の年貢割当の不公平・不正を追求する村方騒動が起こった。寺社は真言宗東福院・田村神社(新編常陸)。明治4年茨城県,同11年真壁郡に所属。同9年地租改正反対の一揆が真壁郡下に起こったが,同年11月30日,当村の牛子神社に多数の農民が集結し気勢をあげた。牛子神社に集結した農民を強引に解散させようとした警察官と農民との間に衝突事件が起こった。茨城県権令中山信安は,急遽,旧下館・笠間藩士族,警官を動員,宇都宮鎮台からの出兵を要請し,武力で農民を解散させた。事件後,当村から15人の逮捕者を出している。明治22年真壁町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7274662
最終更新日:2009-03-01




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