ケータイ辞書JLogosロゴ 樋ノ沢村(近世)


茨城県>茎崎町

 江戸期〜明治22年の村名。常陸国河内郡のうち。元禄年間・幕末期ともに谷田部藩(明治4年下野【しもつけ】茂木藩となる)領。村高は,「元禄郷帳」では樋沢新田村と見え53石余,「天保郷帳」では古くは樋沢新田村と見え53石余,「旧高簿」53石余。天慶年間の創建と伝える月読神社は平将門の護持仏勢至菩薩を本尊とする。神仏習合で,護摩修行も行われた。寛永5年谷田部藩主の寄進により社殿を建立した。明治のはじめ神仏分離により月読神社と改め,16か村の村社となった。明治8年茨城県,同11年河内郡に所属。明治22年茎崎村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7276262
最終更新日:2009-03-01




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