ケータイ辞書JLogosロゴ 池之森村(近世)


栃木県>鹿沼市

 江戸期〜明治22年の村名。都賀郡のうち。はじめ宇都宮藩領,貞享2年幕府領,元禄11年からは旗本仁木氏・村上氏の相給で,「旧高旧領」に見える所領別内訳は仁木氏139石余・村上氏69石余。村高は,「慶安郷帳」132石余(田67石余・畑65石余),「元禄郷帳」「天保郷帳」ともに210石余,「旧高旧領」209石余。「改革組合村」では楡木・奈佐原宿組合寄場に属し,天保年間の家数23。慶応4年の家数20・人数130,馬数10(小森家文書)。地内は用水の便が悪く,畑作中心であったという。日光街道壬生【みぶ】通奈佐原宿の助郷村で,正徳元年の勤高は210石(鹿沼市史)。寺社は,真言宗竜元寺・鎮守日吉神社。竜元寺は江戸期に寺子屋を開いていた(同前)。日吉神社の主祭神は大山咋命で,祭日は11月15日。明治4年栃木県に所属。同11年上都賀郡に属し,同22年北犬飼村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7277677
最終更新日:2009-03-01




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