ケータイ辞書JLogosロゴ 上栗山村(近世)


栃木県>栗山村

 江戸期〜明治22年の村名。塩谷郡のうち。江戸初期には栗山村の一部で,「慶安郷帳」では同村の村高のうちに含まれていた。栗山村は「元禄郷帳」では当村など9か村に分かれて記載されており,当村はこの間に栗山村から分村したと考えられる。日光神領。村高は,「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに72石余。二宮尊徳によって日光仕法が開始された嘉永6年の家数25・人数108,馬数20,反別24町5反余,荒畑8反余,起返地2町余(全集)。春日神社(例祭日旧7月25日),浄土宗長研寺がある。明治4年宇都宮県を経て,同6年栃木県に所属。同8年長研寺を仮校舎として上栗山学舎開設,同18年日向尋常小学校上栗山分教場となる。明治22年栗山村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7278499
最終更新日:2009-03-01




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