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- 小屋町(近世)とは
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小屋町(近世) 江戸期の町名山城国葛野【かどの】郡のうち天竜寺門前の一部慶長11年角倉了以は大堰川の開削工事を完成させたが,完成後,通船の技術を教えるため,備前国和気郡伊部【いんべ】村(岡山県備前市)の法蔵寺檀信徒の舟運の水夫を嵯峨に招いた水夫の宿所は,了以と親交のあった弘源寺があてられたが,その後,法蔵寺檀信徒がすべて嵯峨に移住するにおよび,了以は天竜寺門前の小字大雄寺の荒地をひらいて小屋を建て,水夫たちの住居とし,小屋町と称したそして同町はその後角倉家の所管となっていた明治8年天竜寺門前が天竜寺村となった際,角倉町と改称した(沿革取調書)現在の嵯峨天竜寺角倉町にあたる |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」