ケータイ辞書JLogosロゴ 下橋宿(中世)


栃木県>河内町

 室町期に見える宿名。河内郡のうち。室町期に成立した「義経記」に「阿津賀志の中山馳せ越え,安達の大城打通り……きづかはを打過て,下橋の宿に著ゐて,馬を休ませて,絹河の渡して」と見え,源頼朝拠兵の報を聞いた源義経は,奥州から兄頼朝のもとに赴く時,下橋宿を通ったという。下って,慶長17年8月6日の関東八州真言宗諸寺連判留書案に「〈下野宇都宮下橋八月廿七日未刻〉養善寺」と見え,当地の養善寺も同年8月27日に署名している(醍醐寺文書/県史中世4)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7279088
最終更新日:2009-03-01




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