ケータイ辞書JLogosロゴ 村崎(中世)


栃木県>国分寺町

 戦国期に見える地名。小山【おやま】荘のうち。文明9年8月20日の年紀のある法華経の奥書に,「下野国都賀郡府中国分寺一結講衆等……願主小山宗村崎住光禅房弘遒」と見える(下野古文書集解/大日科8―10)。次いで,天文5年11月27日の小山高朝伊勢役銭算用状写に,小山領上郷分として「むらさき」と見え,小山領から内宮佐八掃部大夫へ届けられる伊勢役銭152貫文のうち,600文を負担している(佐八文書/県史中世2)。なお,当地は本文書に小山領として記された地の最北端に当たる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7280940
最終更新日:2009-03-01




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