ケータイ辞書JLogosロゴ 秋塚村(近世)


群馬県>沼田市

 江戸期〜明治22年の村名。利根郡のうち。はじめ沼田藩領,文化7年旗本菅沼氏領となる。なお天正18年12月12日の高野彦三宛真田信幸宛行状(沼田記/県史資料編12)に「秋塚村弐拾三貫文被下置候」とあり,当村の23貫文が高野彦三に宛行われている。村高は,「寛文郷帳」で116石余うち田方37石余・畑方78石余,「元禄郷帳」253石余,「天保郷帳」265石余,「旧高旧領」262石余。元禄4年の年貢割付によれば,年貢は本途物成に小物成・川場山札銭も含んで米44石余・永20貫余文となっている(池田村史)。幕末の改革組合村高帳では,沼田町・榛名【はるな】村寄場組合に属し,高262石余,家数27。明治元年岩鼻県,同4年群馬県を経て,同6年熊谷県,同9年群馬県に所属。同22年池田村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7281286
最終更新日:2009-03-01




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