ケータイ辞書JLogosロゴ 一本木村(近世)


群馬県>桐生市

 江戸期〜明治22年の村名。山田郡のうち。慶長3年の検地によって,下広沢村が分村して成立したという。はじめ館林藩領,寛永20年幕府領,正保元年館林藩領を経て,天和2年からは旗本大久保氏領。検地は慶長3年。村高は,「寛文郷帳」畑方30石余,「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに69石余。なお慶長3年の桐生領惣永辻改では,永2貫73文となっている(山田郡誌)。地内に加茂神社,曹洞宗東沢寺があり,寺子屋は1塾。名主は岡田家の世襲。幕末の改革組合村高帳では,高69石余,家数35。明治元年岩鼻県,同6年栃木県を経て,同9年群馬県に所属。同8年本立舎開校,生徒男20・女9。同22年広沢村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7281576
最終更新日:2009-03-01




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