ケータイ辞書JLogosロゴ 入須川村(近世)


群馬県>新治村

 江戸期〜明治22年の村名。吾妻【あがつま】郡のうち。はじめ沼田藩領,天和元年幕府領,文化8年分給により旗本赤松氏領の上組と幕府領の下組に分かれ,慶応3年一村幕府領となる。村高は,万治2年の377石余から,寛文3年の真田氏新検地で1,697石余に打ち出されたが,真田氏改易後,幕命による酒井氏貞享検地で309石余に修正された(平形家文書/県史資料編11)。なお「寛文郷帳」では村高377石余うち田方91石余・畑方285石余,「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」はいずれも309石余。幕末の改革組合村高帳では,須川村寄場組合に属し,高309石余,家数95。明治元年岩鼻県,同4年群馬県を経て,同6年熊谷県,同9年群馬県に所属。明治7年上須川村を合併。「郡村誌」には温泉として湯平湯が見え,浴場1か所,旅館1・浴客1か年におよそ100人ばかりとある。明治22年久賀村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7281642
最終更新日:2009-03-01




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