ケータイ辞書JLogosロゴ 大竹(近代)


群馬県>安中市

 明治22年〜現在の大字名。はじめ磯部村,昭和11年磯部町,同30年安中町,同33年からは安中市の大字。明治24年の戸数92,人口は男335・女317,水車場1。昭和30年の世帯数107・人口685うち男353・女332,農業は養蚕が中心で,大正6年碓氷社加盟組合水口組が設立され,昭和2年の生産高1,232貫,同11年では994貫であった。ほかに水口生産組合製糸場があった(安中市誌)。碓氷川と丘陵に挟まれた農耕地は寛文年間仙石氏によって開削された人見堰の用水と妙義山麓の湧水を源流とする柳瀬川に頼って今日に至っていた。しかし道路の狭隘,耕地の不整合など農業近代化の障害になる要素が多く,昭和52年磯部地区圃場整備事業推進協議会を結成,同53年着工,同60年県営磯部土地改良事業を完工し,同年4月地内水口に磯部土地改良事業竣工記念碑が建てられた。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7281883
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ