ケータイ辞書JLogosロゴ 大沼村(近世)


群馬県>月夜野町

 江戸期〜明治22年の村名。利根郡のうち。はじめ沼田藩領,天和元年幕府領,宝永元年沼田藩領,享保15年幕府領,弘化元年から旗本大久保氏領(郡村誌)。当村の村高は,万治2年25石余から,真田氏の寛文新検地で116石余に打ち出されたが,真田氏改易後,幕命による酒井氏の貞享検地で16石余に是正された(平形家文書/県史資料編12)。なお「寛文郷帳」では村高25石余うち田方2石余・畑方23石余,「元禄郷帳」16石余,「天保郷帳」「旧高旧領」とも同高。当村では炭焼きを行っていたが,その場所が佐山との山境であったため,佐山の山元の1つ上佐山村と争論となり,上佐山村農民により炭焼竈をこわされ,鉈・鉄・鍬・鋸などを奪い取られる事件が起きたが,扱人を立てて両村談合のうえ,嘉永6年12月内済証文が作成されている(須田家文書/県史資料編12)。なお安政6年の炭焼由来口上書(鈴木家文書/同前)によると,当村は,真田氏時代には炭運上として2貫目俵1,000俵を年々納め,その代わりに諸役免除の村であったが,幕府領となってからは炭御用がないため貞保年間炭代永2貫84文,また元禄3年からは山銭を定納していると述べている。なお幕末の改革組合村高帳では,月夜野村寄場組合に属し,高16石余,家数10。明治元年岩鼻県,同4年群馬県を経て,同6年熊谷県,同9年群馬県に所属。同22年古馬牧【こめまき】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7281906
最終更新日:2009-03-01




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