ケータイ辞書JLogosロゴ 小川村(近世)


群馬県>月夜野町

 江戸期の村名。利根郡のうち。はじめ沼田藩領,天和元年幕府領,元禄16年沼田藩領,享保15年幕府領,同17年から沼田藩領(郡村誌)。当村の村高は,万治2年235石余から,真田氏の寛文新検地で1,060石余に打ち出されたが,真田氏改易後,幕命による酒井氏の貞享検地で470石余に是正された(平形家文書/県史資料編12)。なお「寛文郷帳」では村高235石余うち田方86石余・畑方148石余,「元禄郷帳」470石余,「天保郷帳」480石余。郷帳類では小川村と記されるが,「郡村誌」によれば,石倉村分割後の小川郷が寛永年間上小川・下小川に分かれ,承応年間下小川を月夜野町と改称,そして明和9年に上小川を小川本村・小川村に分けたとある。「旧高旧領」では,小川村が小川本村・小川村両組に分かれている。また幕末の改革組合村高帳でも小川本村と小川両組に分かれ明治5年まで続く。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7281966
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ