ケータイ辞書JLogosロゴ 神戸(近代)


群馬県>勢多郡東村

 明治22年〜現在の東村の大字名。明治24年の戸数91,人口は男300・女267,水車場1。同40年頃から養蚕が盛んとなり,一度に繭100貫を生産する農家も少なくなかったという。このため栃木県上都賀郡方面から日傭取りと称される季節労務者も多数訪れた。明治43年の戸数94・人口650。大正元年開通した足尾線神土駅は,隣接する沢入駅と並んで花南岩をはじめ炭など林産物を搬出する基地となった。駅名は兵庫県の神戸と区別するために神土とした。古河鉱業神戸発電所は,昭和14年建設に着手,同16年に完成。昭和51年草木ダム建設によって廃止するまで,この間,発電を続け同鉱業所日光精錬所・足尾銅山に電力を供給した。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7282647
最終更新日:2009-03-01




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