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群馬県>玉村町

 明治22年〜現在の玉村町の大字名。明治24年の戸数500,人口は男641・女742,学校2・水車場2。昭和60年の世帯数804・人口2,854(男1,365・女1,489)。明治9年頃から本県で公娼廃止運動が芽ばえ,町田寛夫・島田重作らは世論をバックに県を動かし,同26年県令を発布させ,全国初の廃娼県が誕生した。地内は町の行政,商工業の中心として大正年間すでに商業組合が設立され,会員80名を擁し活発な商活動を行っていた。また,豊富な財力を持ち商品の換金処分に高崎や前橋などの問屋が当地を訪れたというが,交通の発達と近代化に伴い衰退した。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7283065
最終更新日:2009-03-01




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