ケータイ辞書JLogosロゴ 十文字(近代)


群馬県>榛名町

 明治22年〜現在の大字名。はじめ久留馬村,昭和30年からは榛名町の大字。明治24年の戸数48,人口は男140・女139,寺院1・水車場4。大正期下室田から宮沢を経て十文字に達する町村道が改修され県道新井榛名線となり,昭和40年代箕郷【みさと】町から宮沢まで定期バスが運行されたが,同47年廃止され,宮沢とともに当地も交通の便を失っている。産業の中心は農林業であるが,明治24年榛名山第一御料地(旧中野秣場・大野秣場)3,099町余を借用し,十文字以下旧82か村(19か町村)連合の森林組合中野興産組合が結成され,造林を続け現在に至る(久留馬村誌)。同44年保証責任久留馬村信用販売購買利用組合加入の十文字組が結成され,養蚕製糸が盛んになったが,昭和10年碓氷社室田直営工場の操業とともに合併・解散している。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7283195
最終更新日:2009-03-01




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