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- 真町(近世～近代)とは
「真町(近世～近代)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。
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| 真町(近世～近代) 江戸期～現在の町名西三本木通丸太町上ル東側の町当町ははじめ「新町」と称しており寛永ころにはすでにあったと伝えるが（府地誌），寛文頃からその存在が確認できる（京雀）「宝暦町鑑」では「新町」のほか「三本木新町」の称も出ているしかし「文政三年軒役」では「三本木真町」と記す当町の町筋は新土手町通ともよばれたようで（京雀），南隣の大黒町やその南の槌屋町とともに，旅籠屋・茶屋が営業していた「京都大概覚書」によれば，当町の東西各13軒のうち５軒が旅籠屋であったしかし内実は遊女屋渡世と大差なく，元禄年間には取締りが行われた（古久保家文書）宝永５年の大火後には当町は御用地として収公され，替地も与えられず，茶屋・旅籠屋渡世も禁止となった（京都大概覚書）これ以降の当町の様子は不明だが，宝永大火後の変貌を記した洛中洛外絵図には「同心町」とあり，「坊目誌」にも，享保年間と天明年間の間には同心が居住し「同心町」と称したとあり，同心町の別称もあったようである江戸期は下中筋組枝町の三本木七町組，明治２年の町組改正から上京【かみぎよう】30番組，同５年第22区と改称，同25年第17学区に編成明治12年上京区真町，同22年京都市上京区真町となり現在に至る世帯数・人口は明治44年60世帯・186人，大正14年51世帯・217人，昭和40年58世帯・183人 |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
