ケータイ辞書JLogosロゴ 沼之上(近代)


群馬県>玉村町

 明治22年〜昭和30年の芝根村の大字名。明治24年の戸数182,人口は男419・女446,船104。同年架橋組合が設置され船橋を架し,大正11年再び渡船となり綱渡しとなったが,昭和28年木橋五料橋が完成した。当地は船頭が多かったため,鎮守祭の麦藁船の行事や力石担ぎがあり,宵越しの金を持たない気風が残っている。地内には明治期以来酒や味噌醸造・材木商・左官・畳職・米穀肥料商・居酒屋・荒物・豆腐屋・銭湯・魚屋などがあった。昭和11年河川敷に坂東飛行場設立。同15年内原訓練所生による開田が行われ食糧増産に寄与した。この頃から土建用砂礫の採取が始まり,明治43年の洪水と昭和22年のカスリーン台風による洪水では北高南低の村の半分が浸水した。同年芝根中学校設置。同30年五料と改称。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7284093
最終更新日:2009-03-01




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