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「宮下村(近世)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世) 

宮下村(近世)


江戸期~明治2年の村名佐位郡のうち利根川支流の広瀬川中流域に位置する村名は鎌倉権五郎を祀る五郎宮に由来する五郎宮伝説が残るなお鎮守五郎宮は元和元年の創建という太...

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[最終更新日:2009-03-01/JLogosid:7284738]
関連項目: 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世) 

角川日本地名大辞典(旧地名編)

日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。

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宮下村(近世)

江戸期~明治12年の村名県東部,綾瀬【あやせ】川右岸の大宮台地上に主として位置する東側綾瀬川の自然堤防により形成された後背湿地が開け,西側には見沼【みぬま】の低地が発達,開析谷がみられる地名の由来については「当村宮谷塔村氷川社の下にある地なれば,宮下の名起りと云」とある(新編武蔵)縄文前期の東宮下遺跡がある慶長4年の御水帳写では風渡野【ふつとの】村に属しており,寛永4年の年貢割付状に宮之下村とあり,寛永年間初めに分村したものと思われる(大宮市史)なお小名の中里について「新編武蔵」には「正保改定の図には中里村と記し……元禄のものには又宮下村之内中里と記し」とあり,正保~元禄年間に中里村を合併足立【あだち】郡南部領のうち古くは風渡野郷堀崎荘に属したというはじめ幕府領,慶長年間に一部が旗本三浦氏の知行,寛永7年残余が旗本遠山氏の知行元禄年間頃編入した中里分は旗本菅沼氏の知行承応元年三浦氏知行分は幕府領となり,元禄10年宮崎氏の知行となる検地は貞享4年・元禄3年村高は「田園簿」で338石余,うち田7町余・畑16町余,「元禄郷帳」では中里村分を合わせて529石余,「天保郷帳」で691石余村の規模は東西10町余・南北12町化政期の家数67軒五穀のほか,茶・柿渋・里芋・ゴボウ・木綿などを作っていた用水は綾瀬川と東縁用水を利用,同用水は一村引きであったが綾瀬川は藻苅り78か村組合に加入したまた悪水は中悪水28か村組合や悪水堀(加田屋排水路)8か村組合に所属川付きの村方であり,寛保2年の大水害をはじめたびたび堤防決壊などの被害を受けた小破の場合は村方の自普請で繕ったが大破の時は公儀御普請や大名御手伝普請によって修復された水害のほか天明3年には信州浅間【あさま】山の噴火による降灰の被害もあった紀伊徳川家の御鷹場支配をうけ,鳥見役八木橋七兵衛預り26か村の1つ嘉永2年下総【しもうさ】小金原の猪鹿狩りには36人の勢子人足を徴発された助郷は日光御成街道岩槻【いわつき】宿の助郷組合に属したが,同大門【だいもん】宿や中山道大宮宿への代助郷を負担文政11年より岩槻宿寄場西組39か村組合に所属主要道路は日光御成街道・岩槻道・原市【はらいち】道舟運も盛んで宮ケ谷塔村の簀の子【すのこ】河岸と,東縁用水沿いの諏訪にあった宮下河岸を利用し諸物資を運送した鎮守は氷川社と八幡社で,前者は上組・向組・大組の鎮守,後者は中里の鎮守という神社はほかに諏訪社・神明社・第六天社寺院は新義真言宗宝光院・興生寺,明治5年廃寺となった高札場は村の東・西2か所小名は中里・上組・向組・大組など明治4年埼玉県に所属同9年の戸数78・人口397,馬4,荷車21新堤村のうちに飛地があった物産は米・大麦・小麦・清酒など同12年郡区町村編制法施行に伴い北足立郡東宮下村となる

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

宮下村(近世)
江戸期~明治8年の村名武蔵国久良岐【くらき】郡のうち幕府郷帳類では日野を冠称多摩丘陵の南東部,大岡川支流日野川流域に位置する古くは金井・吉原・宮ケ谷村とともに1村を成し,分村後も日野四か村と称したなお「新編武蔵」では,正保年間までに宮ケ谷村から分村したという寛永10年幕府領,元禄10年・幕末ともに旗本久世氏知行村高は,「田園簿」では246石余うち田192石余・畑53石余,「元禄郷帳」261石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに295石余明暦元年の年貢割付状(田野井家文書/県史資7)によれば,村高246石余うち上田6町6反余・中田6町4反余・下田7町6反余・谷田2反余・上畑1町3反余・中畑2町6反余・下畑7町2反余・屋敷9反余と見え,米210俵余・永2貫426文余が課せられた「新編武蔵」によれば,江戸から10里半余,家数34軒,日野四か村が相互に入り組み,村境は定かではないが,村の規模は東西25町・南北30町程,陸田よりも水田が多いが旱損がちで,農間には薪などを切り出し生産の資としていたまた村内の北境を鎌倉往還が通る神社は日野四か村の総鎮守春日社があり,寺院は浄土宗村松山金仙寺・古義真言宗日野山真如院得音寺がある助郷は保土ケ谷宿に出役天明6年には困窮を理由に休役を願い出ており,享和元年までの15年間261石中174石の休役が認められたが,経済的困窮から回復できなかったさらに天保7年の凶作により困窮が進み,それ以前には家数47軒・人数280余人,馬15匹の村であったが,12戸がつぶれ,9軒が後家・老人でつぶれ同然で,人数130人,馬6匹となったその後,同11年助郷高183石の休役が10年間認められた(横浜市史1)また,往還掃除役にも出役(港南の歴史)天保10年「山合村方にて,猪鹿多く出で,作もの喰い荒らし,一体土地悪く,連々困窮に及びし」と村の情況を説明している大豆・粟・稗・大根などを作り,文政10年の家数33戸,うち農業27戸ほかに余業6戸(横浜農村明細帳/横浜市史1)明治元年神奈川府を経て神奈川県に所属同8年日野村の一部となる...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

宮下村(近世)
 江戸期~明治22年の村名...

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 江戸期~明治22年の村名...

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 江戸期~明治22年の村名...

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宮下村(近世)
江戸期~明治12年の村名宮ノ下とも書き(田園簿),「みやのした」ともいう(郡村誌)県東部,鴨川左岸に位置する地名の由来は谷津村で司る氷川社はもと当村の司るところで,その宮のあったことから生じたという(新編武蔵)足立【あだち】郡大谷領のうちはじめ幕府領,寛永元年旗本柴田氏の知行(諸家譜),元禄11年幕府領,ついで旗本大岡氏の知行となり,幕末に至る検地は寛文元年・元禄2年村高は「田園簿」では102石余,うち田41石余・畑52石余,ほかに山高8石余,「元禄郷帳」「天保郷帳」ともに127石余村の規模は東西2町半・南北3町余化政期の家数15軒用水は天水を利用鎮守は谷津【やつ】村にある氷川社神社は天神社寺院は新義真言宗放光寺高札場は村の中央部小名は本村・向川・新田川明治4年埼玉県に所属同9年の戸数17・人口85,荷車2飛地が向山村にある物産は米・小麦・大豆・甘藷などで,その多くを出荷していた同12年北足立郡西宮下村となる...

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宮下村(近世)
 江戸期~明治22年の村名...

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