ケータイ辞書JLogosロゴ 茂木之郷(中世)


群馬県>玉村町

 南北朝期〜戦国期に見える郷名。那波郡のうち。本木郷とも書く。文和3年卯月8日の年紀を有する法蓮寺多宝石塔銘(上毛金石文年表)に「上州玉村本木郷法花別時結衆名帳」と見える。下って,天正7年極月28日の北条高広判物(宇津木文書/県史資料編7)に「一,五拾弐貫文 〈茂木之郷,長井分〉」とあり,宇津木左京亮に対し,武田氏への忠信を賞して当郷など合計281貫文を宛行い,北玉村を守るよう要請している。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7284788
最終更新日:2009-03-01




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