岩槻町(近代)
明治6〜22年の町名｡市宿町･久保宿町･新町･林道町･富士宿町･田中町･横町･新曲輪町･渋江町･江川新田が合併して成立｡明治6年芳林寺を仮用して岩槻学校開校,生徒数156｡同9年の戸数889･人口4,039,馬9･荷船7･小船23･人力車55･荷車145｡物産は米･大麦･小麦･豆･清酒･醤油･味噌･茶｡茶を東京･横浜へ出荷｡飛地が真福寺村･加倉村･谷下村･太田町にあった｡明治4年埼玉県,同12年南埼玉郡に所属｡同22年岩槻町の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7285607
最終更新日:2009-03-01