ケータイ辞書JLogosロゴ 梅之木村(近世)


埼玉県>川島町

 江戸期〜明治22年の村名。比企【ひき】郡のうち。古くは川島領に属したという。小見野10か村の1つ。はじめ幕府領,寛永12年からは川越【かわごえ】藩領,幕末には上野前橋藩領。村高は「田園簿」では76石,「元禄郷帳」では70石余,「天保郷帳」では99石余。村の規模は東西3町・南北3町余。化政期の家数18軒。水利は長楽用水。耕地は田16町余・畑7町余,鳥羽井新田・松永村入会地内に当村の飛地があった。荒川・市野川の堤防が決壊し,しばしば水害を被る。寺院・神社はなく,隣村上小見野村の氷川社が鎮守。高札場は村の北に1か所。明治9年埼玉県,同12年比企郡に所属。同9年の戸数20・人口94,馬4。物産は米・大麦・大豆。同22年小見野村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7285715
最終更新日:2009-03-01




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