ケータイ辞書JLogosロゴ 円正寺村(近世)


埼玉県>さいたま市

 江戸期〜明治22年の村名。足立【あだち】郡木崎領のうち。「田園簿」には見えず,「元禄郷帳」には見えることから,元禄年間頃村立てしたと思われる。幕府領。検地は元禄3年。村高は「元禄郷帳」で88石余,以後変わらず。村の規模は東西・南北ともに3町余。化政期の家数10軒。紀伊徳川家の御鷹場支配を受けた。鎮守は太田窪【だいたくぼ】村の氷川社。高札場は村の中央部。小名は山崎下・坂下・堀口。化政期には名主は蓮見家で,同家には郷蔵があった。明治4年埼玉県に所属。同9年の戸数17・人口75,耕作船6,荷車1。飛地が柳崎村内と大谷口・太田窪両村の間にある。物産は米・大麦・里芋・ショウガ・サツマイモなど。明治12年北足立郡に所属。同22年谷田村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7285776
最終更新日:2009-03-01




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