ケータイ辞書JLogosロゴ 大杉村(近世)


埼玉県>越谷市

 江戸期〜明治22年の村名。埼玉郡新方【にいがた】領のうち。寛永6年9月の清浄院寺領検地帳には,「騎西郡東新方之内」とある(清浄院文書)。幕府領。最終検地は元禄8年。村高は「田園簿」では247石余,田と畑の比率は73対27,「元禄郷帳」では282石余で,以後変わらず。村の規模は東西22町余・南北1町半。化政期の家数31軒。用水は松伏溜井より取水。鎮守は大杉社(現稲荷社),寺院は浄土宗浄閑寺など。高札場は1か所。小名には深石耕地・堀向がある。明治4年埼玉県に所属。同9年の戸数33・人口200,馬2,小船7・水害予備船11,荷車1。物産は米・大麦・大豆・桃・実木綿・白木綿・藁工品。同12年南埼玉郡に所属。同22年新方村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7285872
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ