ケータイ辞書JLogosロゴ 大仙波新田(近世)


埼玉県>川越市

 江戸期〜明治22年の新田村名。入間【いるま】郡河越【かわごえ】領のうち。古くは山田荘三芳野里に属したという。正保〜元禄年間頃大仙波村より分村。川越藩領。検地は慶安元年。新田検地は承応・延宝・元禄年間。村高は「元禄郷帳」で154石余,「天保郷帳」214石余。村の規模は入会地が多く不詳。村民の住む地域は2町四方。化政期の家数40余軒。村内を川越往還が通る。陸田が多い。神社は稲荷社・天神社。寺院は妙善寺。小名はうしこ町・会下ノ下など。明治初年公立小学校を開校,生徒数53。明治9年埼玉県に所属。同年の戸数53・人口253。物産は米・大麦・小麦。飛地は川越町・今福村・中福村・松原村・砂新田・大仙波村にある。明治12年入間郡に所属。同22年仙波【せんば】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7285878
最終更新日:2009-03-01




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