ケータイ辞書JLogosロゴ 大附村(近世)


埼玉県>都幾川村

 江戸期〜明治22年の村名。比企【ひき】郡のうち。古くは玉川領に属したという。妙覚郷8か村の1つ。はじめ幕府領,元禄11年村高169石余のうち153石余を旗本肥田氏知行地,宝暦10年残りの幕府領16石余を清水家領としたが,幕末には清水氏知行地は幕府領となる。検地は寛文8年。村高は「田園簿」には大付村とあり112石余,うち田54石余・畑57石余。「元禄郷帳」「天保郷帳」では173石余。村の規模は東西・南北ともに30町。鎮守は山王社,寺院は新義真言宗普門寺。高札場は村内に3か所。小名は山田。明治9年埼玉県,同12年比企郡に所属。明治9年の戸数58・人口304,馬20。物産は繭・大麦・ミカン・炭・絹。同22年明覚【みようかく】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7285940
最終更新日:2009-03-01




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