ケータイ辞書JLogosロゴ 久本寺村(近世)


埼玉県>鷲宮町

 江戸期〜明治22年の村名。埼玉郡騎西【きさい】領のうち。古くは太田荘に属したという。はじめ幕府領,正保年間は川越【かわごえ】藩領。元禄11年から旗本多門・疋田氏の相給。検地は正保4年。村高は「田園簿」で171石余,「元禄郷帳」347石余で,以後変わらず。村の規模は東西8町・南北4町余。化政期の家数38軒。用水は新川用水を利用。高札場は1か所。鎮守は稲荷社,ほかに天神社と山王社。寺院は新義真言宗光明山広福院。明治4年埼玉県に所属。同9年の戸数33・人口189,馬11。物産は米・麦のほか糯米・アワ・大豆・ソバ・綿・藍葉・ナタネなど。同12年南埼玉郡に所属。同22年鷲宮【わしみや】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7286989
最終更新日:2009-03-01




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