ケータイ辞書JLogosロゴ 金右衛門新田(近世)


埼玉県>草加市

 江戸期〜明治22年の新田村名。足立【あだち】郡のうち。はじめ幕府領,寛永年間関東郡代伊奈氏の知行,寛政4年からは幕府領。村高は「田園簿」では398石余,うち田333石余・畑65石余,「元禄郷帳」398石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに587石余。村の規模は東西15町・南北10町。化政期の家数60軒余。用水は見沼代用水を利用。村の東に日光街道が通る。鎮守は氷川社,ほかに神社は稲荷社・弁天社など。寺院は新義真言宗宝積寺。高札場は村の南西部。小名は上組・下組・八木組。明治4年埼玉県に所属。同9年の戸数62・人口332,川下小船9・水害予備船2,荷車6。物産は米・糯米・麦・大豆・小豆。公立小学校を宝積寺内に仮設し,生徒数51。明治12年北足立郡に所属。同22年新田村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7287001
最終更新日:2009-03-01




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