ケータイ辞書JLogosロゴ 外記新田村(近世)


埼玉県>大利根町

 江戸期〜明治22年の村名。埼玉郡向川辺領のうち。古くは太田荘に属したという。はじめ幕府領,享保17年から上野沼田藩領,幕末は上総久留里藩領。検地は元禄10年。村高は「田園簿」で138石余,「元禄郷帳」56石余で,以後変わらず。村の規模は東西12町・南北30町。化政期の家数10軒。村の東,渡沼村との境に長沼という大沼があった。鎮守は鷲宮社,寺院は新義真言宗宝蔵寺。明治4年埼玉県に所属。同9年の戸数24・人口123,馬8,川下小船1・耕作船41。物産は米・麦・大豆・綿・白木綿・紺縞などで,余剰の米麦は栗橋宿,綿類は加須【かぞ】町に出荷。同12年北埼玉郡に所属。同22年東【ひがし】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7287182
最終更新日:2009-03-01




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