ケータイ辞書JLogosロゴ 小室郷(中世)


埼玉県>伊奈町

 南北朝期から見える郷名。足立【あだち】郡のうち。本村の応安3年3月吉日の氷川社の棟札に,「小室氏子中」とあるのが初見。天文24年11月15日の,領主内村兵庫助・同弥左衛門が法光寺に奉納した弥陀三尊像の造立銘には,「武州足立小室郷」とあり(銘記集),当地が内村氏の支配下にあったことがわかる。また永禄9年11月18日の太田氏資が閼伽井坊に与えた判物に,「小室閼伽井坊」とあり,寺内門前の不入を認め,同年11月28日の氏資判物では寺領を安堵している(明星院文書/埼中)。小田原北条氏の家臣内田新次郎が知行していたと伝えられており(新編武蔵),天正2年9月10日の北条家裁許印判状では「小室閼伽井坊」の寺領について領主内田新二郎が訴えたが,寺領は安堵されている(明星院文書/埼中)。また天正年間のものと思われる11月2日の北条幻庵感状では「先月小室筋御動之時」の活躍に対して二見将監に太刀一腰を与えている(武文)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7287422
最終更新日:2009-03-01




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