ケータイ辞書JLogosロゴ 槐戸村(近世)


埼玉県>草加市

 江戸期〜明治22年の村名。足立【あだち】郡谷古田【やこだ】領のうち。幕府領。検地は元禄8年,新田検地は延享元年・宝暦3年。村高は「田園簿」では367石余,うち田313石余・畑53石余,「元禄郷帳」296石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに316石余。村の規模は東西8町・南北9町。化政期の家数59軒。用水は葛西【かさい】用水を利用。しばしば水害を被る。神社は八幡社・天神社・神明社など。寺院は新義真言宗観音寺。高札場は村の東部。小名には笹塚耕地・宮沼耕地。明治4年埼玉県に所属。同9年の戸数62・人口376,馬1,耕作船15・水害予備船11,荷車1。物産は米・麦・大豆・縄・莚。明治12年北足立郡に所属。同22年新田【しんでん】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7287476
最終更新日:2009-03-01




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