ケータイ辞書JLogosロゴ 白子村(近世)


埼玉県>和光市

 江戸期の村名。新座【にいくら】郡野方領のうち。古くは広沢荘に属したという。徳川氏の関東入国の翌年,天正19年に当地は伊賀衆に恩賞として給与され,その後,一部が幕府領となる。村高は「田園簿」では145石余,うち田96石余・畑49石余,野銭永3貫636文,「元禄郷帳」で341石余。村内を川越【かわごえ】街道が走り,村の東入口に戦国期以後白子宿が置かれる。「天保郷帳」では上白子・下白子2か村に分かれて記載されており,天保年間までに分村したと思われる。現在の和光市大字白子および白子1〜3丁目(下白子村),東京都練馬区北大泉町(上白子村)のあたり。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7288120
最終更新日:2009-03-01




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