ケータイ辞書JLogosロゴ 菅沢村(近世)


埼玉県>新座市

 江戸期〜明治22年の村名。新座【にいくら】郡野方領のうち。はじめ川越【かわごえ】藩領,寛永元年より上野高崎藩領。川越藩主松平信綱が開いた野火止新田4か村の1つ。村高は「元禄郷帳」で164石余,「天保郷帳」では165石余。すべて畑地。村の規模は東西13町余・南北11町。化政期の家数50〜60軒。用水は玉川上水から分水(野火止用水)。産物は江戸・入間【いるま】郡所沢・本郡引又の3・8の日の市で交易。神社は若宮八幡宮,ほか3堂。明治9年埼玉県,同12年新座【にいざ】郡に所属。明治9年の戸数64・人口357,馬6,荷車28,神社は氷川社・稲荷社。小麦・大豆を産出。同22年大和田町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7288221
最終更新日:2009-03-01




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